建設公営企業委員会での質疑・答弁

平成16年2月20日(金)

主要地方道十和田三戸線(下切田〜横道工区)の整備について(道路課)
八戸港ポートアイランド地区及び大湊港大平地区の売却について(港湾空港課)
  (1) 売却可能面積、用途、売却率について
  (2) 県有地販売促進検討委員会で検討した販売促進対策ついて
  (3) 八戸港ポートアイランド地区の用途指定の緩和について
  (4) 販売あっせん報奨金制度における売買契約成立時の報奨金額について
  (5) 商工業界との協力体制について
  (6) 全国に向けてどのような情報発信をしていくのか
県営住宅の家賃滞納状況と駐車場の有料化について(建設住宅課)
  (1) 県営住宅の管理戸数及び入居戸数について
  (2) 県営住宅の家賃の平成14年度決算時の滞納状況及び直近の状況について
  (3) 駐車場有料化のスケジュール及び料金について
建設公営企業委員会記録
●山内(和)委員長
休憩前に引き続きまして委員会を開きます。県土整備部関係の審査を行います。
特定付託案件について質疑を行います。質疑ありませんか。
中村委員。
●中村委員
  おはようございます。私も今回は大きく分けて3点ありますが、まず最初に、私、十和田市の関連のことなんですけども、主要地方道の十和田三戸線、その中でも下切田から横道工区の整備について、お伺いいたします。これにつきましては、私は昨年の6月20日の委員会と9月30日の委員会で、同様の趣旨の質問をしており、その際に葛西道路課長の方からも、用地取得の進捗率が、その時点において70%、また77%という御答弁をいただいております。私も現地には10日に1度行き、いろいろと工事の状況を把握しているつもりでございますけれども、地元の住民が物すごくこの道路に関心が強いものですから、私も再度また、数ヵ月たちましたので、現在の進捗状況、今後の整備促進について、お伺いいたします。
  次に、八戸港ポートアイランド地区及び大湊港大平地区の売却について、お伺いいたします。昨年の9月に当委員会で、八戸港ポートアイランドは、八戸港廃棄物処理施設整備事業を県内調査したわけなんですが、私、バスで移動する途中、かなり広い面積があって、分譲中の立て看板が立ってました。八戸市の関係者の方からも私にいろいろと問い合わせがありました。私がお尋ねしたいことは、それぞれの地区の売却可能面積、用途、それから売却率がどの程度なのか、お伺いいたします。
  それから、県土整備部内におきましては、この県有地の販売促進検討委員会というものがあると聞いておりますが、その委員会の中で検討した販売促進対策については、どういったことが議論されたのか、お伺いしたいと思います。
  次に、八戸港ポートアイランド地区のいわゆる用途指定の緩和については、どのように取り組んでおられるのか、見解をお伺いいたします。
  それと、販売あっせん報奨金制度における売買契約成立時の報奨金額についてはどのようにお考えになっているのか、お尋ねいたします。
  大きく分けて3点目は、県営住宅の家賃滞納状況と、それと関連いたしまして、県営住宅の駐車場の有料化について、お伺いいたします。
  1点目は、現在、8市に県営住宅があるわけですけれども、その県営住宅の現在の管理戸数及び実際の入居戸数について、お伺いいたします。
  2点目は、県営住宅の家賃の平成14年度における決算時の滞納状況及び直近の状況について、お伺いいたします。
  3点目は、駐車場有料化に向けた今後のスケジュール及び料金の設定について、お伺いいたします。
  以上です。
●葛西道路課長
  主要地方道、十和田三戸線下切田から横道工区の整備について、お答えいたします。十和田三戸線下切田−横道工区につきましては、平成7年度から全体計画延長2.4キロメートルについて、単独事業により測量・調査及び一部用地取得を進めてきたところでございます。平成14年度からは補助事業を導入して、事業を促進してきておりまして、昨年度末での用地取得の進捗率は約70%となっております。今年度は、用地取得について、1月までに新たに8,170u、地権者9名と契約いたしまして、進捗率は約80%となっております。9月30日の時には77%でございましたけども、約3%ほどの上昇ということでございます。引き続き、用地取得の促進を図ってまいります。
  また、工事につきましては、4月から進められてきました(仮称)橋場橋付近の改良工事が1月中旬に完成しました。現在は12月に発注いたしました橋前後の改良工事、延長約730mを実施してございます。引き続き同橋の一部下部工及び改良工事を本年度中に発注する予定としてございます。今後とも、地元の協力をいただきながら、整備促進に努めてまいります。
以上でございます。
●田中港湾空港課長
 八戸港のポートアイランド地区及び大湊港の大平地区の港湾の用地関係の売却等について、お答えいたします。売却可能面積、用途、売却率などについてでございます。
  八戸港ポートアイランド地区は、昭和63年から平成9年にかけて造成した物流保管施設などの用に供する約15万6,000uの港湾関連用地でございます。平成12年までに約3万4,000uが売却され、売却率は22%、残りは約12万uとなってございます。
  また、大湊港の大平地区は、昭和39年から昭和47年にかけ造成した約11万6,000uの工業用地でございます。平成14年度までに5万4,000uが売却されまして、売却率は約47%で、残りは6万2,000uとなってございます。
  次に、県有地販売促進検討委員会で検討された内容等についてでございますが、平成15年6月に県土整備部内に設置いたしました県有地販売促進検討委員会では、港湾用地等の販売促進に向けての課題等を協議した結果、ホームページの掲載内容の充実と有益情報の発信、立て看板、チラシ・パンフレットなどによるPR活動、宅地建物取引業者の情報網を活用するなどして民間活力を生かし、購入希望者を紹介した宅地建物取引業者に対し、売買が成立した場合、報奨金を支払う販売あっせん報奨金制度の創設、用途指定の緩和などの販売促進策を取りまとめたところでございます。今後はこれらにより積極的に港湾関連用地の販売促進に努めてまいります。
  次に、八戸港ポートアイランド地区の用途指定の緩和についてでございます。これまでポートアイランド地区は、港湾関連業務施設用地や保管施設用地など用途を限定してまいりましたが、今後は港湾関連企業の立地に付随して必要となるコンビニなどの商店、ガソリンスタンド、駐車場などの便益施設も売却の対象になるよう、用途指定の緩和を行うものでございます。
 それから最後に、販売あっせん報奨金制度の売買契約時の報奨金額についてでございます。現在検討中の販売あっせん報奨金制度は、宅地建物取引業者を総括する(社)青森県宅地建物取引業協会と(社)全日本不動産協会青森県本部を通じ、物件情報を提供し、購入希望者を紹介した宅地建物取引業者に対し、売買が成立した場合に報奨金を支払うものでございます。その金額については、売買価格に応じ、5,000万円以下の金額に対し3%、5,000万円超10億円以下の金額に対して2.5%、10億円を超える金額に対して2%を乗じて得た額としたいと考えております。以上でございます。
●松代建築住宅課長
  御質問にお答えいたします。
 1点目は県営住宅の管理戸数及び入居戸数についてでございます。平成16年2月10日現在の管理戸数は5,660戸で、うち入居戸数は4,914戸となっております。
  次に、県営住宅の家賃の平成14年度決算時の滞納状況及び直近の状況でございますが、平成14年度決算での県営住宅家賃の収入未済額は、滞納者406名で、1億3,139万3,570円となっております。平成16年2月17日現在で、家賃を3ヵ月以上滞納している者は349名で、1億4,766万6,631円となっております。
  次に、駐車場有料化のスケジュール及び料金についてでございますが、県営住宅駐車場の有料化については、平成8年の公営住宅法の改正により、駐車場が公営住宅の共同施設として明確に位置づけられ、その使用については、家賃と同様に使用者が対価を支払うべきとする考え方が強まり、既に40都道府県で有料化を実施しております。本県においても、民間賃貸住宅との公平性及び県の財政改革プランに基づき、平成17年4月の実施を目指して、作業を進めています。また、料金については現在算定中ですが、基本的には行政財産使用料に準じて算定した額を基準に、他県の状況も見ながら料金設定することとしております。以上でございます。
●中村委員
 ありがとうございました。
  主要地方道の十和田三戸線につきましては、道路課長から80%、年度途中でありますけれども、恐らく県土整備部の方も、現地の十和田県土整備事務所長の方も大変頑張っているなという認識でおります。冬期間でございますので、下部工、それからこれからの道路改良工730mですか、事故のないように、これからもしっかりと取り組んでいただきたいと要望します。
  八戸港ポートアイランドに関連いたしまして、先ほど港湾空港課長から、コンビニとか商店、スタンド、駐車場といういわゆる港湾関連用地として、関連企業としてのそういう事例を挙げたと思いますけれども、今、高齢化社会でございますので、例えば社会福祉法人などの団体が、港湾関連用地を取得するのは法律上、ちょっと難しいかなと。中には、ケアハウスとかグループホームとかデイサービスセンターといった大型のそういった集客施設を建てたいという意向を持っている方もいらっしゃいます。そういった場合におきましては、やはりこういった関連企業ということでのそういったコンビニ、商店、スタンド、駐車場ということとして、私は受けとめましたが、いわゆるそういう高齢者福祉施設というものは、やはり今の時点では難しいのかどうか、そういった見通しについて、お伺いいたします。
  それから、この八戸港ポートアイランド、それから大湊港のことで、いわゆる地元の商工業界とはどういった取り組み、協力体制にあるのか。また、これは青森県内だけではおそらく情報は賄い切れないと思いますので、今後、全国に向けてどのようなPR、情報発信をされていくのか、この点についてお伺いいたします。
  県営住宅の家賃滞納状況と駐車場の有料化についてでありますけれども、何か今、1億3,000万円を超えていますね。私は何としても歳入増を図らなければならないと。それと今、駐車場の有料化が来年、平成17年4月実施で、他県の状況を見定めながら算定していくという御答弁がありましたけれども、家賃を滞納している人の中には、車を所有している人もいれば、所有していない人もいらっしゃいます。恐らく家賃を滞納している人というのは、駐車場も恐らく支払いは困難になるんではないかなと。従いまして、私は、来年の4月実施まで、まだ1年有余ありますけども、この駐車場有料化に向けて、今後1年間、その有料化と同時に県営住宅の滞納のことも段階的に整理していかないと、例えばその時点で、まともに支払い能力があるのに、抽選では残念ながら落ちたと。ところが、抽選では当選したけども、家賃を滞納して、また車の駐車料金も払わないというような、そういったことも出てくるんではないかなと。そういったときに、納税している県民の方からも、いろいろなことで批判や問題が出てくると思うんですよ。ですから、私は、駐車場有料化に向けた今後1年有余の間に、それと同時に、家賃の滞納者に対して、段階的にいろんなケースを想定した解決策を私は模索していくべきだなと思いますけども、その点につきましての執行部の御見解を賜りたいと思います。
●田中港湾空港課長
  八戸港のポートアイランド地区に福祉関係の施設ということでございますが、港湾の関連用地でございますので、高齢者福祉施設等は難しい面があるかもございませんが、港湾労働者のための福利厚生施設ということであれば、立地が可能と思われます。
  次に、商工業界との協力体制ということでございますが、県といたしましては、港湾の利用促進を図るため、地元商工団体等との協力体制が重要であると認識してございます。これまでも地元の八戸市や民間港湾関係者などで構成する八戸港国際物流拠点化推進協議会や八戸港振興協会と連携しながら、ポートセールスに努めてきたところでございます。今後とも地元商工団体に対して、新たな販売促進対策の周知に努め、連携をとりながら、港湾振興のため、港湾関連用地の販売促進に積極的に取り組んでまいります。
  次に、全国に向けてどのように情報発信をしていくのかということでございますが、先ほど申し上げましたように、宅地建物取引業協会等の協力を得ながら、全国に情報を発信するほか、青森県企業立地ガイドに登載いたします。これは商工の方で編集している企業立地ガイドでございますが、これに登載いたしまして、全国各地で開催される企業誘致説明会において、PRをしてまいりたいと考えています。
  また、県・八戸市・港湾関係者で構成する八戸港国際物流拠点化推進協議会が首都圏等で開催しているボートセミナーなどの機会も利用し、情報発信に努めてまいります。以上でございます。
●松代建築住宅課長
  駐車場の有料化に当たっては、家賃を滞納している方は、駐車料金も支払わない可能性があるのではないか。したがって、その辺は今後とも検討しながら進めていく必要があるんではないかという御質問でございますが、駐車場の使用の許可、使用者の資格及び使用の手続など有料化に係る条例等で規定する事項については、現在、検討中でございます。駐車場の使用については、1住戸1台を原則としております。御提案の趣旨については十分理解できるところでありますが、現実に滞納者の中にも車を有している方が相当数おります。また、生活にも影響を及ばすことも考えられることから、家賃滞納者に対しては、納付指導などにより滞納整理に努めてまいりたいと思っております。以上でございます。
Copyright(C) tomonobu nakamura, All rights reserved.