建設公営企業委員会での質疑・答弁

平成15年12月10日(水)

国道102号交通安全施設整備工事に係る地権者との交渉状況について
  ※十和田市 八郷地区 (道路課)
みちのく有料道路の料金割引実験に伴う国道4号の交通状況について(道路課)
道路公社の管理運営するみちのく有料道路、青森中央大橋有料道路、青森空港有料道路、第二みちのく有料道路の債務解消について(道路課)
  (1) 各路線毎の平成14年度末の債務残高について
  (2) 各路線毎の料金徴収満了期限及び料金徴収満了時における債務残高の見込みについて
  (3) 今後の将来的な対策について
建設公営企業委員会記録
●中村委員
 おはようございます。私からは3点ですけども、1点目は、前回も取り上げておりますけど、国道102号交通安全施設整備工事に係る地権者との交渉状況について、これは私の地元十和田市の八郷地区についてでありますが、この点についてお伺いいたします。
  2点目は、みちのく有料道路の料金割り引き実験に伴う、国道4号の交通状況についてであります。
  これは今、12月1日から始まっていまして、私も昨日吹雪の中走ってきたんですけど、所感をちょっと述べると、思ったほど走っていないなという気がするんだけど。ただ、集計中であると思いますので、20日ごろまでですか、何かその割り引き期間ということで、まだ答弁に至るところまで行ってないと思いますので。これはその目的が、利用促進ともう一つが一般国道4号の渋滞を緩和するというのが目的でございますので、その国道4号の交通状況ということに重点をおいてお尋ねいたします。
  3点目は、道路公社の管理運営するみちのく有料道路、青森中央大橋有料道路、青森空港有料道路、第二みちのく有料道路の債務解消策についてでありますが、1つ目は、各路線ごとの平成14年度末の債務残高について、2つ目は、各路線ごとの料金徴収満了期限及び料金徴収満了時における債務残高の見込みについて、3点目、今後の将来的な対策について、それぞれお尋ねいたします。
●葛西道路課長
  最初に、国道102号の交通安全施設整備に係る地権者との交渉状況のことでございますが。個別の用地交渉の内容につきましては、現在鋭意交渉中でございますので、具体的にお答えすることはできませんけれども、未買収となっている関係者につきましては、十和田県土整備事務所と連絡を密にしながら、誠実かつ適正な交渉を心がけて、早期に協力が得られるように努めてまいります。
  それから、みちのく有料道路の社会実験に伴う国道4号の交通状況でございます。
  今回のみちのく有料道路の社会実験は、料金割り引きによるみちのく有料道路の利用促進と、これに伴う国道4号の交通渋滞緩和等を主な目的としております。
  現在実験の途中段階でございますけれども、これまでの国道4号の交通状況を申し上げますと、国道4号の浅虫水族館入り口交差点におきます実験前、平成15年の11月の25日、火曜日でございます。それと、実験中の平成15年12月の2日の火曜日、この平日の24時間交通量調査では、それぞれ1万8,970台、それから1万8,269台となってございまして、701台減少しているという状況です。
  また、本地点の最大渋滞長といいますのは355メートルから255メートルとなってございまして、約100メートルほど減少しているという状況でございます。
  これが実験によるものなのか、あるいは経済的な落ち込みで交通量が、今全体的に減ってございますので、その影響なのかというふうな分析については、まだ出してございません。
  それから、道路公社の管理運営するみちのく有料道路、青森中央大橋有料道路、青森空港有料道路、第二みちのく有料道路の債務解消についてということで、14年度末のそれぞれの債務残高でございますが、これは平成14年度末の県出資金、これを除く債務残高でございますが、みちのく有料道路は136億円余りです。青森中央大橋有料道路は57億6,800万円余、青森空港有料道路は38億3,500万円余、第二みちのく有料道路は37億200万円余となってございます。
  それから各路線ごとの料金徴収期限及び料金徴収期間満了時における債務残高見込みでございますが、これは各路線ごとの料金徴収期限及び一定の条件のもとに試算した料金徴収期間満了時の県出資金を除く債務残高でございます。
  まず最初にみちのく有料道路ですが、平成22年11月12日の料金徴収期間満了時で、債務残高約89億5,400万円。それから青森中央大橋有料道路は、平成18年3月31日の期間満了で、債務残高約54億3,200万円。第二みちのく有料道路は、平成34年3月29日の期間満了時で、債務残高約33億8,500万円と見込まれております。
  なお、青森空港有料道路は、平成29年7月18日の期間満了時でございますが、この時点で債務償還が完了するものと見込んでおります。
  それから、今後の将来的な対策というふうなことでございます。料金徴収期間満了時に見込まれます債務残高につきましては、公社での一括債務処理が難しいことから、県としてはその処理に係る県の負担を軽減するために、債務を一定期間に分割する方策などを検討しているところでございます。
  また、管理経費や人件費等、諸経費の削減はもとより、業務委託等発注業務の競争性の促進や、回数券の販路拡大、さらには新たな増収策の検討を含めて、道路公社の収支改善が図られるように指導してまいります。
●中村委員
 1点目の国道102号の地権者との状況ですが、やはり執行部の方も十和田県土整備所を通じまして、誠実に、適正に交渉していると。やはり用地買収は人の資産にかかわる問題、個人的なプライバシーですから、立ち入ったことまでは答弁できないと思います。
  ただ工期が3月25日ということで、できるだけ早く地権者の方と、円滑に、適正に処理されることを強く要望いたします。
  それから、2点目のみちのく有料道路の料金割り引き実験に伴う国道4号の交通状況ですが、浅虫水族館前の11月25日の実験前と、12月2日の実験後でありますと、701台の減少ということは、私はやっばりこれ緩和されていると、いいことだと思って、ただ、それが緩和されているけど、それが即みちのく有料道路の促進ということまでは、まだここでは断言できません。まだ21日ぐらいまで実験やっているわけですから。
  したがいまして、これについても鋭意努力していただきたいと要望しておきます。
  3点目の道路公社の管理運営する件でございますが、私は今三村知事が10月に財政改革プランの素案を出して、今回は修正版、それで、今この修正版ずっと私読んでおるんですが、16ページにその他リスク要因というのがありまして、ここに県財政が潜在的に抱えるリスク、県が関与する公社等が金融機関から資金を借り入れる際に結んでいる債務保証や損失保証云々と。
  これは本来公社等が経営努力によって返済すべきものであり、納税者の目線に立てば、一般会計が負担することは原則的に認めがたいというふうなことで、今回の中期財政試算には盛り込んでいませんというふうにうたわれているんです。
  ところが、今の答弁を聞いておりますと、大変苦しい答弁だと思うんですよ。道路公社での一括債務処理が難しいということで、やはり一定期間分割とかそういうことを検討なされているんだなと。
  ただ、この財政改革プランが平成16年から20年度までの5ヵ年間での、一定期間推進期間があるわけなんですが、当然このことは県民もよく知っていることであるし、県民もホームページなんかで、いろいろ私にも問い合わせが来ます。しかし一括債務処理が難しいということが、この財政改革プランには何も書いてない。
  したがって、今の答弁を聞いてますと、私はわかるんですが、一般県民はちょっと、あれっ、財政改革プランとの整合性において、ちょっとおかしいんじゃないかなということで、疑問を呈すると思うんですよ。その点につきまして、この財政改革推進との関連におきまして、今のこの債務保証、これどのように調整を図っていくお考えなのか、そのことをお尋ねして終わります。
●葛西道路課長
  4路線のうち、一つの路線、青森空港の有料道路は何とかなるというふうに考えております。そのほかの3路線のことですが、当面迎えるのは平成17年に青森中央大橋有料道路、そのほかについては今後のその増収策等こういうふうなものを考えながら、その債務の圧縮に努めていくというふうなことについては、いろんな案を内部では検討してございます。ただそれはまだ公表する段階までに至っていないということを御理解いただきたいと思います。
  問題なのは、その青森中央大橋有料道路は、リスク要因、その中に入っているということで、それをどう調整を図っていくかというふうな御議論でございますけれども、これにつきましては、いつもその無利子貸付金等のその処理というふうな形で、今までも、そういう債務の処理につきましては、継続的にゃってきているというふうな点もございますし、そういう形で毎年度の予算編成の中において、その部分について処理をしていくと。そして、そのリスク要因にはなりますけれども、県のその財政改革プランに影響を与えない範囲で処理をしていくという形で進めていくということは可能ではないのかなと。その点については議会での御議論も含めて、御理解をいただく必要があるというふうに考えてございます。
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