民主党
平成15年9月2日
農林水産委員会県内調査
水稲の生育状況について
水稲生育状況 十和田市晴山(米田一典氏ほ場)

協力                  
上北地方農林水産事務所      
十和田地域農業改良普及センター

1.十和田市晴山県生育観測ほの生育状況
・出穂期はゆめあかりが8月11日、むつほまれが8月12日、つがるロマンが8月14日で、前年より5〜6日遅れた。
・低温の影響で穂の先端の白ふが発生しており、特に出穂の早いゆめあかりで目立っていた。なお、つがるロマンは8月29日頃まで開花が続いた。
・9月1日現在の生育は、稈長、穂長、穂数とも平年を下回っている。
・籾数は1穂籾数、u当たり籾数とも平年を大幅に下回っている。
・不稔歩合は65.1〜30.0%で、ゆめあかりが最も高かった。
〈生育観測ほの生育状況〉
品 種
年次
出穂期
月/日
9月1日現在
籾数(粒)
不稔
歩合
稈長
cm
穂長
cm
穂数
本/株
穂数
本/u
1穂
u
(×100)
ゆめあかり
本年
8/11
63.3
14.9
15.2
368
65.8
242
65.1
平年
8/2
72.6
18.2
16.4
412
73.6
303
-
前年
8/6
69.4
16.4
14.9
347
78.7
273
5.9
むつほまれ
本年
8/12
61.6
16.1
14.3
346
58.6
203
62.8
平年
8/6
73.1
17.7
16.8
423
82.0
347
-
前年
8/7
73.3
16.2
15.4
359
78.8
283
9.4
つがるロマン
本年
8/14
66.2
17.3
14.6
353
64.7
229
30.0
平年
8/6
77.6
19.1
15.8
396
78.0
309
-
前年
8/8
78.0
18.3
15.6
363
83.8
305
10.0
※平年値は、ゆめあかりがH10〜14年、むつほまれがS58〜H14年(H5年除く)、つがるロマンがH8〜14年の平均値。

.2.管内の生育状況
・管内の出穂盛期は8月16日で、前年より6日、平年より9日遅れた。
・低温の影響で、出穂の早かったほ場での白ふ(籾の退化)の発生が目立っていた。
・出穂後は、開花が緩慢であったが、8月20日〜22日にかけて一斉に開花し、出穂の遅い地域では8月26日、8月29日にも開花した。
・いもち病は、管内全域で確認されており、特に、十和田市と十和田湖町で被害程度の高いほ場がみられる。
・不稔歩合は18.8〜79.8%で、出穂の早いゆめあかりの不稔歩合が高く、出穂の遅いつがるロマンは低い傾向となっている。

〈市町村別の出穂状況〉
年次
出穂
盛期の
平年比

月/日
盛期
月/日

月/日

十和田市

8/12
8/15
8/21
+9日
十和田湖町
8/13
8/16
8/21
+10日
七戸町
8/13
8/16
8/21
+9日
天間林村
8/14
8/17
8/21
+9日
地区計
8/13
8/16
8/21
+9日
〈品種別の不稔歩合〉
品種名
不稔歩合
調査地点
ゆめあかり
34.9〜79.8%
19
むつほまれ
48.2〜77.9%
つがるロマン
18.8〜35.8%
※9月1日の調査時点で、未開花籾や開花直後の判定不能籾が多かったほ場は除く。

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